Redmineの設定

概要¶

claude-searchサービスの作業内容レビューと開発一貫性の検証

前回作業のサマリー（2025-06-07実施）¶

1. 実施内容¶

1. 緊急修正 ✅

   • SQLクエリエラー修正（LIKE句のプレースホルダー$1追加）
   • DB接続文字列修正（ハードコードされたコンテナIDを正規化）
   • 重複コンテナ削除（claude-search-ui削除）

2. コードレビュー ✅

   • セキュリティ、パフォーマンス、品質の観点から分析
   • 改善版main.py (v2.1.0)を作成

3. デプロイ作業 部分完了

   • Dockerイメージビルド完了
   • コンテナ再起動完了
   • サブドメイン設定追加（search.call2arm.com）

2. 現在の状態¶

サービス状態:
- API: 稼働中（unhealthyだが実際は正常動作）
- DB: 正常稼働
- WebUI: 正常稼働
- サブドメイン: 設定済みだがNginx再起動待ち

開発一貫性の検証結果¶

✅ 準拠している項目¶

1. Redmineチケット管理

   • すべての作業がチケット化されている（#360-#364）
   • 作業の進捗が適切に記録されている

2. VPS-ROOT標準

   • コンテナ名ベースの管理
   • SNI方式でのSSL設定
   • Docker Composeによる構成管理

3. バックアップとバージョン管理

   • 作業前のバックアップ実施
   • 複数バージョンのコード保持（main_v1.py, main_v2.py）

⚠️ 改善が必要な項目¶

1. Gitコミット

   • 作業内容がGitにコミットされていない
   • feature/rest-api-implementationブランチで未追跡ファイル多数

2. Nginx設定の不整合

   • chat-ui.call2arm.comが古いコンテナ名を参照
   • 複数の設定でhttp2ディレクティブの警告

3. 環境変数の未活用

   • 改善版コード（v2.1.0）が完全にデプロイされていない
   • ロギング機能が未実装

技術的負債¶

1. インフラレベル¶

• Nginx設定ファイルの重複と不整合
• Docker Composeファイルの分散（docker-compose-api.yml等）
• ネットワーク設定の複雑化

2. アプリケーションレベル¶

• v1とv2のコードが混在
• ヘルスチェックのunhealthy表示（実際は正常）
• 全文検索機能の未実装

3. 運用レベル¶

• ログ収集の未実装
• モニタリングの欠如
• ドキュメントの不足

推奨アクションプラン¶

Phase 1: 即時対応（1-2時間）¶

1. Gitへのコミットとプッシュ
2. Nginx設定のクリーンアップ
3. search.call2arm.comの有効化

Phase 2: 短期改善（半日）¶

1. v2.1.0コードの完全デプロイ
2. ロギングとモニタリングの実装
3. Docker Compose統合

Phase 3: 中期改善（1-2日）¶

1. 全文検索機能の実装
2. 認証機能の追加
3. CI/CDパイプラインの構築

リスク評価¶

• 現状のリスク: 低（基本機能は動作）
• 技術的負債: 中（蓄積すると保守困難）
• セキュリティ: 中（認証なし、CORS緩い）

成功基準¶

1. すべてのサービスがhealthyステータス
2. search.call2arm.comで完全アクセス可能
3. ログとモニタリングが機能
4. Gitリポジトリが最新状態